Minecraft beやっております#107~cloneコマンドについて~
今日はcloneコマンドについてです。
- ・構文
- ・コピーする範囲の最初の座標、コピーする範囲の最後の座標
- ・コピー先の座標
- ・コピーするブロックの指定(省略可)
- ・コピーの種類(省略可)
- ・コピーするブロック(<コピーするブロックの指定>にfilteredを指定し場合に限り、絶対入力する)
- ・例
・構文
構文は以下の通りです。
/clone <コピーする範囲の最初の座標> <コピーする範囲の最後の座標> <コピー先の座標> <コピーするブロックの指定> <コピーの種類> <コピーするブロック>
となっています。
※座標についてはこちら
・コピーする範囲の最初の座標、コピーする範囲の最後の座標
これはコピーする範囲を指定する引数です。
指定の仕方はfillと同じで、指定した片方の座標から、もう片方の座標までの範囲を指定されたものとします。
例えば、<x=3, y=6, z=-4>の座標から、<x=5, y=7, z=0>までを指定したいときは
3 6 -4 5 7 0
とします。
・コピー先の座標
コピーする範囲を決めたら、今度はコピー先の座標を決めなければなりません。
コピー先は、「コピーする範囲の北西の下隅の座標」で指定します。
少し難しいので、北西の下隅の座標について説明します。
上の画像でも示しているように、「北西の下隅」というのはx、y、zそれぞれの一番小さい座標のことです。
なので、方角などは考えずに一番小さい座標を指定すればいいと思って大丈夫です。
画像では、オレンジの点が一番小さい座標を示しています。
少し注意しないといけない点は、コピー先とコピー元が重なっているとエラーを出します。(<コピーの仕方>にforceを指定すれば置き換えも可能です)
絶対指定しなくてはいけない引数はここまでです。
ここから先は少し複雑になる分、より高度なコマンドを使うことができるようになります。
・コピーするブロックの指定(省略可)
この引数で指定できる値は3つあります。
・filtered
指定したブロックだけをコピーします。
ブロックの指定は、<コピーするブロック>で指定します。
・masked
空気以外のブロックをコピーします。
コピー元で空気だった部分は、コピー先のブロックを置き換えずに保持します。
・replace
すべてコピーして、すべて置き換えます。
<コピーするブロックの指定>を省略した場合のデフォルトはreplaceになります。(<コピーの種類>を指定する場合は、省略できません)
・コピーの種類(省略可)
この引数には3種類の値を入れることができます。
・force
コピー先とコピー元が重なっている場合でも、強制的にコピーします。
この場合、コピー元が置き換えられます。
・move
コピー元を空気に置き換えて、コピーします。
<コピーするブロックの指定>指定している場合は、コピーしたブロックの部分だけ空気に置き換えます。
・normal
名前の通り、特別なことは何もしません。
<コピーの種類>を指定しなかった場合のデフォルトはnormalになります。(<コピーするブロック>を指定する場合は省略できません)
・コピーするブロック(<コピーするブロックの指定>にfilteredを指定し場合に限り、絶対入力する)
これは、<コピーするブロックの指定>で、filteredを選んだときに何のブロックをコピーするかを指定する引数です。
コピーするブロックのidとデータ値を入れます。
・例
座標(2, 3, 4)から、座標(5, 6, 7)までを座標(9, 9, 9)にコピーする。
/clone 2 3 4 5 6 7 9 9 9
座標(2, 3, 4)から、座標(5, 6, 7)までを座標(5, 5, 5)にコピーする。
/clone 2 3 4 5 6 7 5 5 5 replace force
コピー先とコピー元が重なっているので、<コピーの種類>にforceを指定しないといけない\_(・ω・`)ココ重要!
座標(2, 3, 4)から、座標(5, 6, 7)までを座標(9, 9, 9)に移動する。(コピー元を空気で置き換えてコピーする)
/clone 2 3 4 5 6 7 9 9 9 replace move
座標(2, 3, 4)から、座標(5, 6, 7)までの赤い羊毛だけを座標(5, 5, 5)にコピーする。
/clone 2 3 4 5 7 9 9 9 filtered normal wool 14
わからないところや、コマンドを直接聞きたいときはコメントに是非お願いします(*゚Д゚)つ